『 第5回 絵本専門士が選ぶ 逢いたい誰かに贈る絵本 2024~2025』
逢いたい人は誰ですか?と聞かれると、誰の顔が浮かびますか?
そして、その人に1冊、絵本を贈るとしたら?
私が思い浮かんだのは、ほぼ毎日会っている小学生の甥の顔でした。
宿題のノートを開いて、しばらく、ぼーっ。
教科書とにらめっこをし、天井を見て、ぼーっ…。
さぼっている訳じゃないんだよね。難しいんだよね、と、叔母心ながらに思うのです。
そんな甥に贈りたい1冊が、『いちにちぶんぼうぐ』(ふくべあきひろ/作、かわしまななえ/絵 PHP研究所/発行)
本書は、主人公の少年が「ぶんぼうぐって何やら賢そうだな。よーし、なってみよう!」と、妄想上でありとあらゆるぶんぼうぐに変身!そして、更にぶんぼうぐの気持ちにまでなるというユニークな1冊です。
身近なぶんぼうぐであること。少年に訪れる繰り返される悲劇(読者は笑ってしまう)。何といっても、ぱきっとした色彩で描かれる表情豊かな少年の顔が魅力的です。
甥だけではなく、勉強をがんばっている子どもたちに届くといいなという気持ちで選び、メッセージを添えました。
こちらは『 第5回 絵本専門士が選ぶ 逢いたい誰かに贈る絵本 2024~2025』に選定していただき、リストにメッセージも一緒に掲載されています。
リストを配布していますので、他の絵本専門士が選書した絵本やメッセージもぜひご覧ください。絵本作家の鈴木まもるさん、真珠まりこさんも選書されていますよ。
逢いたい誰かへ、クリスマスやお正月、なんでもない時も、絵本をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
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